福島地方水道用水供給企業団の保原第二受水池に、マイクロ水力発電システムを導入し、7月4日(月)に、開所式を執り行いました。
福島地方水道用水供給企業団様は、第二期事業運営計画に基づき、二酸化炭素の排出削減と未利用エネルギーの有効活用を推進するため、省エネルギーや再生可能エネルギー設備の導入を検討してきました。
今回、伊達市様と協力して、すりかみ浄水場と保原第二受水池の落差による位置エネルギーを有効活用した小水力発電事業を官民連携により行うこととして、令和3年10月8日の入札により、福島発電株式会社を代表企業とした企業グループが採択されました。
保原第二受水池小水力発電所の発電用水は、常時利用される水道水の未利用エネルギーを有効活用するため、稼働率が高く安定した発電が可能です。
【保原第二受水池マイクロ水力発電所の概要】
発電出力 22.2kW
利用可能水量 0.014~0.078㎥/秒(5,268㎥/日)
有効落差 56.6m
水車形式 縦形インラインポンプ逆転水車
年間発電電力量 約136MWh(一般家庭約31戸相当)
CO2削減量 約75t/年
〈マイクロ水力発電機〉
安全管理を徹底し、運営して参ります。