福島発電株式会社

再エネによる森林再生を目指して ~ 小さな一歩

ここ最近は、暑かったり、寒かったり、不安定なお天気が続いています。秋の訪れもつかの間、 樹木が色づき始めたか思ったら落葉も舞い散り、遠くに見える山々の山頂部分がうっすらと雪化粧。この時期、森では間伐作業が始まっています。寒いのはあまり好きではないのですが、私にとって特別なイベントが毎年あります。201012月、静岡県のイベントで初体験した「杉玉づくり」。現在は年1回のイベントを開催してスタッフとして参加しています。

%e6%9d%89%e7%8e%89%e3%81%a5%e3%81%8f%e3%82%8a01「越すに越される大井川」~の大井川上流・畔にて

仕事での関わりが多く、打合せなどで何度も訪れている阿武隈山地。のんびりと時間が流れていたこの地域も、まだ震災から立ち直ってはいません。だからこそ「地域の元気づくり」のツールとして、近い将来、こんなイベントが開催できたら素晴らしいと…

 「阿武隈山地の森を守り… 森がつくってくれる水を守るために… ひいては震災前の豊かな自然や生活を取り戻すために… 」

再生可能エネルギーの多くは「太陽」「風」の恵みを受けて発電していますが、森林の再生にも役立つことが期待されるバイオマスガス発電事業もあります。

話しを元に戻しますが「杉玉づくり」は、古くは平安時代から「魔除け」や「清め」のために酒蔵で新酒が出来る時につくられていたようです。また、室町時代には漆を塗ったものを床の間に吊るしていたとも……。現在では、新酒が出来た目印ともなっています。福島で住み始めて7か月、2人の日本酒マイスターから勧められる「福島の地酒」はとても美味しいです。 廣○川、会○娘… 阿武隈山地に「○が吹く」 ブログ投稿の本当の理由は~?(笑) かねまる