再エネ発電事業を行う場合、既存の電力系統に接続できることが前提となります。
電力系統の概略図と空き容量については、東北電力のウェブサイトで公表されています。
送電線および変電所の空き容量
※公表方法が2015年末から変更されました。
しかし、この図では送電線の位置がわかりません。
既存の送電網は国土地理院の地図で公開されています。しかし、これは平成20年10月以降更新されてないはずです。
→地理院地図
また、県の再生可能エネルギーデータベースでも、太陽光でも風力でもなんでもいいから開いて、左メニュー最下部の「変電所・送電線」のチェックボックスにチェックを入れれば表示可能です。もっとも、これも国土地理院データに基づくはずなので平成20年10月までの古いデータです。
福島県再生可能エネルギーデータベース
しかし、これらでは送電網の電圧がわかりません。
そこで、これら資料を合体させた送電図を作成しました。なお、残念ながらIEでは表示できないと思います。Chrome、firefox safariなら下をクリックで詳細表示できます。
なお、全国の電力会社の系統連系制約マップはこちらにあります。
送電線とは通常66000V以上の鉄塔送電線を指します。電柱は6600V以下で業界では配電線と言われています。
しかし、中には33000Vなどの中くらいの送電線も存在します。
分散型電源の時代には、中くらいの送電線が普及すべきと考えます。