発電量について
発電量をどう予測するか
わが国の平均的な発電量は設備容量1kwあたり年間1050kwhと言われています。
24時間365日100％発電した場合と比べて12％になるので、稼働率（設備利用率）12％とも言います。
1050kwh÷24時間÷365日÷1kw≒12%
この数字は、地域ごとにばらつきがあり、そのデータはNEDOが公表しています。
→NEDOの発電量シミュレーション（なお、このファイルの設備価格は古いので参考になりません）
福島空港メガソーラーは設備容量1200kwを傾斜角20°で設置します。これに近くの小野新町の日射量データを用いて計算すると次の図のようになります。
福島空港メガソーラー予測発電量
年間1,291,241kwhということは1,291,241kwh÷24時間÷365日÷1200kw=12.28%の稼働率です。
経産省も太陽光発電量シミュレーションツールを公表しており、これで計算すると
1,147,379kwh、稼働率10.91%になりました。
これらの数字は低めに出ており、実際、須賀川市で影のない土地で南向きであれば12.5%以上の稼働率になると思われます。福島空港メガソーラーの場合、500kwを設置する南駐車場設置の西に山があるため、12%程度の稼働率が妥当と見込んでいます。
何世帯分の電力をまかなえるの？
世帯あたりの消費電力に決まった値はありませんが、だいたい月間300kwh（年間3600kwh）が平均と思われます。
それを元に計算すると、福島空港メガソーラーの場合、年間発電量1,291,241kwhで約360世帯分となります。
住宅用太陽光発電の発電量
住宅用太陽光発電のシミュレーションについては、各メーカーがより詳細なシミュレーションを提供しています。
京セラ
シャープ
東芝
LIXIL